これから梅雨本番。雨の日は比較的ひまな時間が増えるので、その間に車のメンテナンスやオイル交換する時間に充てたいと思いますよね。
でも、雨の日にオイル交換やるのはおすすめしないというのも聞いた事あるけど実際にはどうなの?と疑問に思っていませんか?その悩みを解決したいと思います!
目次
オイル交換!雨の日は避けるべき?
エンジンオイル交換には以下の作用があります。オイル交換の重要性については下記の記事で解説しています。
- 潤滑作用
- 冷却作用
- 密封作用
- 洗浄作用
- 防塵作用
- 緩衝作用
この中でも、オイルには錆を防止する為の役割もあります。そうです。水との相性が悪いのです。なので、雨の日にはオイル交換は避けるべきと言われるのです。
ただそれは雨の日に、ご自身で屋根もない屋外で作業をする場合の話です。オートバックスやイエローハット、ディーラー、整備工場にお願いする場合にはまったく関係ありません!
また、ご自身でオイル交換をする場合でも屋根のある場所で作業するならまったく問題ありませんので安心してください!
たしかに雨の日は湿気が多いのでおすすめしないという意見も一理あります。しかし、そもそも日本は海外と比較し湿気が多い国です。もし湿気が原因で車が故障するなら日本中で故障車で溢れます(笑)
もちろん、水は良くないのですが湿気程度では壊れないようにメーカーとしても開発していますし、日本の技術は世界一なので問題ありません。
オイル交換!雨の日はむしろおすすめ。
オイル交換をするのに雨の日は意外とおすすめできる事もあります。
完全予約制のショップでは難しいかもしれませんが、飛び込みOKな整備工場やピットなどは雨の日はヒマになる事が多いです。むしろ、比較的待ち時間を減らせる可能性があるのは雨の日なのです。
また雨の日はヒマになる傾向がある為、ショップによっては雨の日は100円引きとかの値引きサービスをしているショップもあります!普段の生活の中で、そのようなショップがないか探しておくと、突然の雨の日の時間も有効に使えますのでおすすめです。
車のエンジンオイルの役割は超重要
車のエンジンは人間で言うと心臓にあたります。とても重要でオイルは人間の血みたいなものです。人間も心臓に病気があったり血が汚れてしまうと多くの病気を引き起こしてしまいますよね。
そこで、エンジンオイルの主な役割を確認してみましょう。
- エンジンをスムーズする
- オーバーヒートを防ぐ
- エンジン内部の洗浄・浄化
- エンジン内の錆を防ぐ
エンジンをスムーズに動かしてくれる
車のエンジンオイルはエンジン内部の摩擦を低減する事が一番重要です。摩耗する事で、鉄のカスが出てしまいます。そうなると正常な動作に支障をきたしてしまいますので各部品がスムーズに動作するためにはとても重要なのです。
適切なオイルを使用し、最適なタイミングでオイル交換することで、エンジンの寿命を延ばし、効率的なパフォーマンスを維持することができます。
オーバーヒートを防ぐ
エンジンオイルがエンジン内部をスムーズに潤滑する事は、エンジン内部の熱を取り冷却効果を高める事が出来ます。うまく冷却できる事でオーバーヒートはもちろん、エンジン負担を軽減し寿命を延ばす事にもつながります。
エンジン内部のきれいする
エンジンオイルはエンジン内部の異物を吸収し、エンジン内部を清浄に保つ役割を果たします。オイル交換やエレメント交換を適切なタイミングで行う事でエンジン内部の不純物を外へ排出し常にきれいな環境を整える事が出来ます。
エンジン内の錆を防ぐ
エンジンオイルの重要な役割の一つが防錆作用です。どの車でもエンジン内部の温度と外気の温度による『温度差』で水分が発生してしまいます。鉄は水に弱い為、錆になりやすくなります。しかしオイルが水分からエンジン内部を保護する役割を担っている為、錆を予防する効果があるのです。