車のエンジンオイルにはどの車種やメーカーでも適切な交換時期が明記されていますが調べるのは面倒ですよね。そこでオイルの交換時期を簡単に調べる方法や費用について解説したいと思います。
目次
オイルの交換時期を示すステッカー
どの自動車メーカーでも、オートバックスやイエローハット、地元の整備工場でもオイルを交換したタイミングで次回のオイル交換を教えてくれるステッカーを運転席側のピラーなどの目立つ場所か、エンジンルーム内に張り付けてくれます。
それを確認したら、次回のオイル交換時期や走行距離がどの程度まで走れば交換のタイミングなのか知る事が出来ます!
オイル交換の費用は?
一般的な整備工場などでは1回1500円などの定額制をとってるケースが多いす。いつもお世話になってる整備工場や知り合いに整備士が居れば割引を受ける事も出来ます。
自動車メーカーやオートバックスなどのお店のほとんどでは、オイル+工賃=合計金額となってるケースが多いです。
オイルというのはいくつも種類があり、メーカーのこだわりやご自身のこだわりでオイル選びをする事が出来ます。その為、選んだオイルが2500円の場合もあれば、4000円する場合もあるのです。
参考までにイエローハットやオートバックスの工賃を記載しておきますので参考にされてください。
店名 | オイル交換工賃 | エレメント交換工賃 | 会員特典 |
イエローハット | 550円 | 770円 | 会員は工賃無料 |
オートバックス | 550円~ | 550円~ | 会員は工賃無料 |
オイル交換の時期はどれくらい?
エンジンオイルの粘度や乗り方にも左右されますが、一般的には『3000キロ~5000キロ』となっています。
その為、1か月で3000キロ以上走る人は毎月ごとになりますし、半年で3000キロ走る人は半年毎という事になります。
ただ、同じ走行距離でも街乗りをメインの人と高速道路を多用する人ではオイルの劣化は高速道路を多用する人になります。そのような方は2500キロとか2700キロでオイル交換するのをおすすめします。
オイル交換の作業時間は?
オイル交換の作業時間は『オイルの抜き方』によって異なります。オイルを交換するためには古いオイルを一度抜く必要があり、それぞれ上抜きや下抜きと呼ばれる2種類の方法があります。
- 上抜きは時間がかかる反面、きれいに抜ける
- 下抜きは時間がかからない反面、上抜きよりはきれいじゃない
とはいえ、正直ほとんど変わりはありません。店舗の方針によってどの抜き方は決まっていますが、時間も精度も実感できないレベルの話です。
ただ、混雑時や素人、玄人などの区別をしなければ店舗での受付から作業完了までは15分から20分程度が普通です。
オイルの交換時期が大きくずれるのはNG
オイルの交換時期が多少前後するのはまったく問題ありません。しかし交換時期を大きくずらしてしまうのはかなり問題!そこで、エンジンオイルの交換がなぜ大切なのかを確認しましょう。
- エンジンの働きを最適化する
- エンジンの熱暴走を防ぐ
- エンジン内部をクリーンに保つ
- エンジン内の錆を防ぐ
エンジンの働きを最適化する
車のエンジンをスムーズに動かしてくれるエンジンオイル!サラサラできれいなオイルとドロドロで汚れたオイルだとどちらが機械をスムーズに動かしてくれると思いますか?
もちろん、サラサラできれいなオイルですよね!オイル交換時期を守る事で、エンジンの働きを最適化した状態で保つことが出来ます。
エンジンの熱暴走を防ぐ
エンジンは車が動作してるうちはかなり高温になります。適切な環境で冷却する必要がありますが、汚れたオイルだと冷却する力を弱く熱を冷ます事ができません。結果としてはオーバーヒートにつながってしまうのです。
エンジン内部をクリーンに保つ
エンジンオイルにはエンジンを掃除する役割も持っています。エンジン動作による摩耗でスラッジと呼ばれるカスを生み出してしまいます。オイルはスラッジをエンジン内部の至る場所から回収し、きれいにしてくれます。
防錆作用と保護
エンジンオイルはエンジンを水や湿気から保護してくれる防錆作用を合わせもっています。エンジンは水や湿気と相性が良くない為『エンジンは雨の日にはオイル交換をしない方がいい』と言われるのはそのせいです。